オーサワジャパンの マクロビオティック

マクロビオティックの3つの基本

身土不二 (しんどふじ)

「身体(身)と環境(土)は切り離せない(不二)」という意味です。
身体は、食べ物を含め、さまざまなものを自然の環境からとりいれています。人がその環境になじみ、健康に暮らしていくには、その土地、その季節にあった食べ物をとることが大切になります。
住んでいる土地でとれるものなら理想的ですが、できるだけ国産の食べ物を、旬の時期に食べるようにしましょう。世界各地からあらゆる食べ物が集まり、冬でもきゅうりやトマトなど夏野菜が食べられる時代だからこそ、しっかり選ぶことが必要ですね。

一物全体 (いちぶつぜんたい)

「一つのものを丸ごと食べる」という意味です。
野菜なら皮、根、種も含め丸ごと食べましょうということです。全体を丸ごと食べることでバランスがとれ、特別の働きが期待できます。丸ごとといっても、米なら籾殻ごと食べるのは無理ですね。玄米がベストですが、胚芽米や分搗き米でもいいのです。穀物は精白したものではなく、小麦粉なら全体を使った全粒粉を使います。
例えば、玄米は土にまけば芽が出ますが、白米は腐ってしまいます。それほど玄米は生命力あふれています。魚も、丸ごと食べられる小魚を中心に。大きな魚はたくさん食べないほうがいいでしょう。

陰陽調和 (いんようちょうわ)

東洋の伝統的な世界観「陰陽」は、マクロビオティックの考え方の柱となるものです。
陰と陽は反対の力がありながらも、お互いを引き合い、助け合って、どちらも欠くことができません。この考え方を食べ物にあてはめると、体を締めるものは陽性で、緩ませるものは陰性、またあたためるものは陽性で、冷やすものは陰性です。
暑い季節には陰性の食べ物、寒い季節には陽性の食べ物が向くなど、体の健康を保つには陰陽のバランス、調和が大切という考え方が基本になります。

オーサワジャパン総合カタログ Harmony より

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